ロス・インディオス・タバハラスと言えば、兄弟デュエットのロマンチックギター・デュエットで、「スターダスト」「マリアエレーナ」などどちらかと言うと、ラテンムードの感じがありますが、このレコードは「花のワルツ」「子犬のワルツ」「フーガ第3番」「ツゴイネルワイゼン」「ショパンのワルツ」等々、いわゆるクラッシックの曲です。
しかも、解説書によると、出来るだけギター用に編曲せず、出来るだけ原曲に忠実に演奏しているとの事です。
「ツゴイネルワイゼン」はバイオリンの曲ですし、
「ショパンのワルツ」はピアノの曲です。
しかし、レコードで聞く限り、元々ギターの曲として作られたとしか思えないほど、ギターにあった曲になっていました。
これは、いかに彼らのギター演奏テクニックが優れているか、と言うことです。
レコードはもうこれしかないんだから、と言うくらい大事に扱っていました。
ですから、とにかく一番にCDにしたかったのです。
レコードが相当汚れていたのでクリーニングに出し、戻ってきてから、早速作成にかかりました。
その作業は前回の記事を読んでいただければ、大変でもあり、楽しくもありの作業でした。
出来上がって早速CDプレーヤーで聞いてみましたら、レコードで聞くより、雑音は少なくなっていました。
私の耳には、感じませんでしたが雑音を消す作業の間に音がレコードの原音と比べると、多少変化していたように思います。
(編集の過程で、レコードの音と聞き比べる時があって、これで違う事が判りました。)
でも、満足のいくCDになりました。